キャンピングカー購入について

今回は当店のキャンピングカー「リビングストーン5」を購入するに至った経緯について書いてみたいと思います。

当初よりレンタカーとして使用する前提で選んだこともあり、これから個人所有としてキャンピングカーを購入したいという方には参考程度に見ていただければと思います。

キャンピングカーを借りてみたいという方には、じっくり見てご検討いただければ幸いです。

 

なぜキャンピングカーのレンタル?

そもそも、なぜキャンピングカーのレンタルショップを始めようと思ったか?からスタートします。

 

以前私自身、キャンピングカーをレンタルして家族旅行をしたことがあります。

ですが、元々キャンピングカーにあこがれていたわけではありません。
長期連休の直前に旅行を計画することになりそのタイミングでは宿がどこも満室で取れなかったため、その時にパッと思い浮かんだのがキャンピングカーによる車中泊旅行でした。

極端に言えば停車した場所が宿泊場所なわけで、旅の自由度は無限大に広がります。そんな風に考えると段々とキャンピングカーを借りる方向にどんどん心が傾いていきました。

時期的にどこも予約がいっぱいでしたが、運よく1件だけ貸していただけるショップが見つかりました。

いざ当日になり、マイカーからキャンピングカーに荷物を移していったのですが、なんせ初めて乗り込むキャンピングカー、子どもと同じかそれ以上に私のテンションは最高潮。
本来後部座席があるであろう場所にリビングスペース(ダイネット)があり、運転席上部には就寝スペース(バンクベッド)があったのです。キャンピングカーなので当たり前なんですが、スタッフさんの説明なんてほとんど覚えてないくらいワクワク・キョロキョロしていました。

そもそもグイグイと走る車ではなく、走行中はバンバン跳ねるので道中は自ずと超が付くほどの安全運転だったわけですが、子どもはDVDを見たりベッドに寝転がったりとそれはもう車内を縦横無尽に駆け回って遊んでいました。
※走行中は所定の場所に座りシートベルトを着用する必要があります。

目的地に到着する頃には車内でヘトヘトの状態でした。
今でもキャンピングカーでの旅行のことをたまに話してくれますが、子どもたちにとっては観光地より移動中の楽しさの方が思い出として色濃く残っているようです。

・・・

とまぁ、こんな感じでこれ以上は長文になりすぎるのでこの辺で終わりますが、結局何が言いたいかと言うと、

キャンピングカー旅行は大人も子どももマックスハイテンション!

ということです。

この気持ちを少しでも多くの方に感じていただきたくてレンタルキャンピングカーをやることに決めました!

 

なぜリビングストーン5?

以前の投稿にも書きましたが、購入の条件がいくつかありました。

  • バンコンタイプ
  • 4人が就寝できる常設ベッド
  • トイレ

ここから、これらについてご説明していきます。

ちなみに、リビングストーン5を購入することの正当性を主張した内容であり、他の車種を下げるための投稿ではないことをご理解ください。どの車種にも一長一短があり素晴らしく魅力的なキャンピングカーであることは承知しております。

 

キャブコンではなくバンコン

私は当初ハイエースベースのバンコンタイプのキャンピングカーを購入するつもりでした。
(結果的に、ハイエースではないバンコンを購入したわけですが)

それはハイエースという普通車がベースとなっているため、だれでも普通に安全に運転できるためです。
お客様の中には普段あまり運転をしない方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にとってはハイエースも普通の乗用車に比べると大きいので「怖い」というイメージしかないかと思いますが、頭でイメージするサイズより大きくはないので慣れれば問題ありません。

これがキャブコンと呼ばれる前席より後ろ部分に居住スペースをドカッと載せたタイプの車両になると話は変わってきます。

私が実際に借りた車両です。

3mを超える高さは、乗り慣れていないと屋根の頂点がどこにあるかなんて多分想像できません。

後部のキャビンは運転席・助手席のドアより外に100mm近くもはみ出しているため、車幅感覚は掴みにくく、後方視認性も極端に悪化します。

ただしこれは、居住空間を確保するために必要なサイズです。
今後もずっと乗り続ける自己所有のキャンピングカーであれば、キャンピングカーの醍醐味である居住空間に重きをおいて選択するのも正解だと思います。

でも、レンタカーの場合は数日間だけという非常に限られた時間の運転になるため、完全に慣れるには時間が足りません。従って、できる限りその“慣れ”が必要最小限で済んで、かつ居住空間も確保できるバンコンが必要だったということです。

また、国産キャブコンはリアトレッドが狭く、重心の高さと相まって高速道路などでの安定性が落ちるなどの不安要素があるのも事実です。
※トレッドとは、左右タイヤの中心間距離のこと。

もちろん全ての車種がそうというわけではありません 。それに、2019年にリアダブルタイヤ&ワイドトレッド化したカムロードが発表されました。タイヤ径もフロントと同じサイズになったようで、かなり安全性・安定性が上がっているのではないでしょうか。

 

4人が就寝できる常設ベッド

キャンピングカーにも様々な種類があり、バンコン・キャブコン以外にも軽キャン・バスコンなどがあります。

バンコンだから・・・とか軽キャンだから・・・と一概には言えない部分はありますが、スペース的に制約のある車両の場合は、カタログスペック上の就寝定員が寝られるスペースが常時存在するわけではありません。

ダイネットスペースのシートアレンジによりベッドスペースになるといった構造がよくあるタイプです。
少し変わったタイプだと、天井部分が上にガバッと持ち上がってその中が就寝スペースになる(ポップアップループ)というものもあります。秘密基地的な空間なのでそれはそれで楽しそうですけどね。

唐突ですが、私は面倒くさがりです。

ダイネットをベッドにする手間もキャンピングカーの楽しみのひとつだ!とポジティブ思考であれば良かったのですが、私的にはその手間はどうしても避けたかったので、最低でも4人が寝られる常設ベッドは必須条件でした。

国産キャブコンであれば、リアに2名+バンクベッドに2名+ダイネット変幻で2名などで6名就寝できるような、細部まで考え抜かれたレイアウトのキャンピングカーもあります。

出典:VANTECH

この条件を考慮すると、ハイエースベースのバンコンはほぼ候補から消えてしまいます。

中には、ハイエースでも2段ベッド式を取り入れて常設ベッドを確保できるタイプもありますが、そうなるとギャレー(シンク)が使えない・・・などの犠牲が出てしまいます。

 

トイレ

トイレの必要性については、完全に二分化されますね。

必要派不要派です。

私も当初「不要派」でした。
キャンピングカーをレンタルした際にはマルチルームがあるタイプだったので念のためポータブルトイレも一緒にお借りしたのですが、結局使わずじまい。

そもそも車内でトイレを使う考えがないので、渋滞があればSAに寄るし、子どもも公衆トイレに連れて行くしで使うタイミングがありませんでした。(タイミングがなかったというより、できるだけ使わないように考えていた)

確かにトイレを使った後の処理が面倒ではあるのですが、様々なサイトを拝見していくうちに処理の面倒さより、外のトイレに行く方がよほど面倒なのでは?と考えるようになりました。(元々ブラックタンクに入れておく薬剤のおかげで汚物の見た目・臭いはほぼ皆無)

特に冬場だと暖房便座のないトイレだとそれこそ地獄です。
子どもが小さいと夜中にトイレで起こされることなんてしょっちゅうですからね。

ということで、トイレは必須。
できれば車外から処理ができるカセットトイレを装備したキャンピングカーが理想ということになりました。

 

だからリビングストーン5

これら3つの条件を満たせるキャンピングカーって意外に少ないんです。

キャブコンであれば下2つを満たせる車種は多く存在しますが、バンコンという条件が加わるだけでほぼ絞られてしまい、リビングストーン5に落ち着いたというわけです。

所有するなら運転のしやすさ・サイズ・維持を考えればハイエースベースは最高のキャンピングカーだと思います。
ただ、ハイエースだと見た目ではキャンピングカーとわかりにくいので、短い使用時間だからこそ見た目から得られるキャンピングカーの喜び・ワクワクを味わっていただきくフィアットのデュカトという外車ベースのキャンピングカーを選んだのです。

 

候補に挙がったキャンピングカー

候補というより、それぞれのジャンルで私好みの車種をピックアップしてみました。

Toy Factory – GT NV 350 CARAVAN

天下のキャンピングカービルダー「トイファクトリー」のバンコンです。こちらは日産キャラバンベースで6名乗車4名就寝、トイレに使用できるマルチルームも装備されています。

出典:Toy Factory

 

VANTECH – Zil Noble

キャブコンの名門ビルダー「バンテック」のジルノーブル。7名乗車4名就寝が可能。リアのダブルベッドとバンクベッドで子どもとなら6名就寝だってできるでしょう。私なら絶対リアはダブルタイヤにします。

出典:VANTECH

 

Sun Living – S70L

私の中で最高にカッコいいと思う1台「サンリビング」のデュカトベース、全長約7mのモンスター。なのに5名乗車4名就寝という潔さ。全てに余裕のある設計でモーターホームと呼ぶにふさわしい造り。

出典:Sun Living

 

まとめ

百聞は一見に如かず。

長々と説明するより乗っていただければはっきりと良さを感じていただけると思います。

 

リビングストーン5を始め、デュカトベースのキャンピングカーは調べてみると意外にラインナップは多いことに気付きます。ただ、試乗車やレンタカーとして使われることは少ないので実際に乗って体験するということはなかなかできません。

私も試乗無しで購入したのですが、納車されてビックリ!何よりめちゃくちゃ乗り心地が良いです!

これだけは他のキャンピングカーと比べて圧倒的な優位性があると断言できます。

とは言え、いきなりレンタルすることに抵抗があるお客様もいらっしゃるかと思いますので、当店ではご試乗していただかかとも可能です。

ご試乗のみも大歓迎ですがその後にレンタルしていただけると大変お得です!
※自動車保険を適用させていただくため試乗も有償になりますが、その後レンタルのご予約をいただければレンタル料金から試乗料金を差し引かせていただきます。